発達障害の娘と発達検査に行ってきた!

こんにちは、さとみです。
先日、娘と「発達検査」に行ってきました。

発達検査とは?

子供心身の発達度合いを心理検査していただくものです。
発達検査と言っても種類は様々にあるようです。

・新版K式発達検査
・乳幼児精神発達診断法
・日本版Bayley-III乳幼児発達検査
・ASQ-3
などなど

あくまでも発達の度合いを調べるだけの内容なので、
この検査により発達障害の診断がつくものではないです!

どうやって受けたのか?

私と娘は自治体の保健センターに相談を介して、

発達支援センターで発達検査を受けることができました。

私が住む自治体の発達支援センターでの検査は

3〜4ヶ月待ちでしたが、無料で受けることができます。

民間の発達障害向けの幼児教室でも心理検査を有料で実施してくれるところもありました。

それほど待たずに受けられるようですが1回の検査で3〜5万円かかると言われたので諦めました…

検査にかかわらず福祉制度と民間事業者って両極端だよなと思います…

どんな内容だったか

娘は乳幼児向けの新版K式検査を受けました。

広い会議室に母子と心理士さん三人、机を挟んで検査が開始。

最終的には現在の年齢の標準発達度合いを100とした際に、

現在の発達度合いがどの程度かで指数化をしてもらいました。

娘は2歳4ヶ月とした場合にこんな数値でした。
姿勢運動 1歳5ヶ月 指数61
認知   1歳5ヶ月 指数61
言語   1歳1ヶ月 指数46
全領域  1歳5ヶ月 指数61

姿勢運動については問診だったため、
階段を登れるかジャンプができるか等の質問を受けました。

認知言語は型はめパズル等の数種類の遊びを通して、
認知や指示の通り具合で検査をされている様子。

テンポが早かったのでおっとりした娘は興味が出てきたのにおもちゃを取り上げられる、
という繰り返しで後半はぐずってしまいました。

形を合わせるということ1つも発達が明確にわかるものだったので、
日頃から知育おもちゃで遊ぶのはとても大事なんだなと思いました。

発達検査を受けてみた感想

子供の凸凹を理解できるのが良いこと

親側は身体の発達は遅いけど少しずつ成長してきている、
言葉は完全に遅れている状況だと思っていたので、
数値化された内容には特に違和感はなく、
認識との差異がなかったことに安心しました。

また検査を通して、娘が癇癪を起こす過程を観察していたことも勉強になりました。

「予期しないことが起こる→代替手段を見つけられない→泣く怒る」

まだ想像力がなく予期ができない、代わりのものも想像ができない、という弱さを実感できました。

障害に関係なく、2歳だから想像力がないのは当たり前だと思いますが、

想像力=経験だと思うので、いろんなことを経験して学んでほしいと思いました。

保育園や役所と連携できた

この検査結果を発達支援センターから保育園と

発達専門かかりつけ医に情報を連携してもらうことができました。

娘は発達障害の診断もついているので、保育園は変わらず「障害児枠」に変更する予定です。

障害児枠になると個別に保育計画が立ててもらうようになりますし、

加配の先生についていただけるので手厚くなります。

発達検査の結果は保育園からも接し方を考える上で役に立つとお返事をいただきました。

 

また障害児枠への変更には医療機関からの詳細な診断書が必要なのですが、

発達のかかりつけ医とはいえ、初診で診断がついてから一度もかかってないので、

親としても発達検査の内容を持って正確に記載いただける方がいいなと感じました。

障害児枠の変更についてはまた今度詳しく書きたいと思います!

【関連記事】発達障害の娘との療育日記

娘は週1回の言語聴覚士さんとの療育での両親の学びを記しています。

発達障害の娘と在宅療育を初めて受けてみた【言語聴覚士療育日記1】 発達障害の娘と在宅療育を初めて受けてみた【言語聴覚士療育日記1】 発達障害の娘と遊びの中で言語発達を促す療育【言語聴覚士療育日記2】 発達障害のクレーン現象への対応【言語聴覚士療育日記3】

【関連記事】発達障害の情報収集におすすめ

発達障害情報収集におすすめYouTubeチャンネル「発達LABO.」 【体験談】発達障害への理解を深める「発達障害サポーターズスクール」を受講してみた

【関連記事】発達障害の診断〜受給者証の申請〜療育が決定まで

発達障害と診断された後、療育に決定するまで試行錯誤の連続でした。

療育の見学のポイント、受給者証の申請など決定までの流れ、

必要な情報と一記事にまとめましたのでご覧ください。

【体験談】子供の発達障害診断から療育決定までの流れまとめ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で