発達障害の娘と在宅療育を初めて受けてみた【言語聴覚士療育日記1】

はじめまして、会社員嫁さとみです。

我が家はフリーランスの夫、フルタイムワーママの私、そして発達障害と診断された2歳の娘の三人家族です。

今回は、発達障害と診断された2歳の娘と初めて「在宅療育」を受けました。

療育は希望しても満員ですぐに入所できない、

通所に往復時間がかかって負担になる…

といった悩みを抱える親御さんが多いと思います。

自宅で個別に療育が受けられるメリットがある在宅療育ですが、

この記事では実際にどうだったかシェアしていきます。

 

在宅療育の始め方

娘が発達障害と診断されてから、

訪問療育を受けるために必要だったのは

1.訪問療育を受けるための事業者の手配と契約

2.小児科の受診と主治医からのリハビリ指示書

の2点でした。

事業者の手配は、まず「訪問看護 ○○(お住まいの地域)」などで検索してください。

訪問介護事業者の情報が出てくるので、小児を行っている、お子さんの状況にあったリハ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の方々がいらっしゃるかを問い合わせることで、手配することができます。

次に、主治医からのリハビリ指示書が必要になります。

主治医に確認とお願いをして指示書を作成し、事業者に提出することで訪問療育が開始できます。

我が家は現在土曜日週一回、言語聴覚士さんに訪問してもらうことになりました!

事業者の詳しい探し方などの詳細はこちらをご覧ください。

【体験談】在宅療育という選択肢、2歳の発達障害の子供が療育に入れなかった話。

料金はどの程度かかるの?

今回、訪問療育は「負担額0円」でした。

実際は頻度や内容により事業者が決められた額をお支払いするため有料なのですが、訪問看護は医療保険適用であること、娘は2歳のため乳児医療費助成制度(マル乳)が適用されるため、自費での負担額は0円となっています。

注意
訪問療育では「受給者証」は必要なの?
訪問療育の場合は、不要です。
主治医のリハビリ指示書が必要になるので病院と連携をとってください。

療育に通う場合は「受給者証」が必要になります。
療育の場合は障害児通所支援として、障害福祉担当窓口などで申請でき、かかる費用の9割を負担してもらうことができます。

自宅での療育はどんな内容?

我が家の訪問療育は、全体の時間は45分の療育+15分のフィードバックで設計されています。

まずは療法士さんと家族で目標を話し合って決定し、週に1回それに向かってリハビリを進めていきます。

言語聴覚士さんのリハビリなのですが、言葉の発達にフォーカスせず、子供の全体像を評価して支援を考えるというスタンスなので、食事・生活習慣・感覚など事細かにヒアリングされました。

娘は2歳をすぎてもほぼ発語がなく、コミュニケーションに支援が必要なため、

「遊びを通して認知を高める」ということを目標に接していただいております。

今日は娘が興味を示したものに、「お願いして!」というコミュニケーションを挟み、うまくできたら褒めてご褒美として遊びを与えるということを繰り返しやりました。

実際にはすぐに「お願い」とは言えませんし、手を合わせたお願いポーズはできませんが、褒めることで結び付けていき、できるようにするという流れです。

また最後には「看護記録」を記入していただき、行ったことや親の自宅での接し方をフィードバックしていただく時間がありました。

在宅療育のおすすめのおもちゃ

娘が発達障害と診断されてから、自治体の保健センターや療育機関でおすすめされたおもちゃをご紹介します。

娘はコミュニケーションや認知に弱さがあるので、こういったおもちゃを使って自宅で遊びを通してコミュニケーションをしています。

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子供が興味を示しづらい場合は、パペット人形を使って刺激・コミュニケーションしているスタッフさんが多かったです!

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私は療育体験で教わって、穴にボールを入れるおもちゃを作りました。

100均ですべて揃いますし、15分ほどで作れたので簡単。

1日1回は集中するためにこのおもちゃで遊んでいます。

 

診断から療育決定までの流れまとめ

発達障害と診断された後、療育に決定するまで試行錯誤の連続でした。

なぜなら「誰も全体像を教えてくれない」からです。

療育の見学のポイント、受給者証の申請など決定までの流れ、

必要な情報と一記事にまとめましたのでご覧ください。

【体験談】子供の発達障害診断から療育決定までの流れまとめ

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