2歳で発達障害と診断された娘と一緒に初めて「療育」に行ってきました。
初めての予約から見学で、娘も私も緊張しました。
慣れない場所に泣いてしまって大変な思いもしましたが、
「行ってよかった」と思っています。
悩んでいる人も「まずは行ってみたら」と思うので、
どんな流れで見学まで行うのか、
当日はどんな様子かをシェアしていきます。
娘が発達障害と診断された日の話はこちらです。
2歳の娘が「発達障害」と診断された日の話
療育の見学を予約する
東京都に住む私の場合は土日は満員だけど来年度に向けて見学はOKという施設が多かったです。
見学用の問合せ電話番号/フォームを設置している施設が多いです。
娘の生年月日・性別・年齢、問合せ動機、父母の情報を記載するフォームが多かったです。
電話での問合せのがスムーズのため、すぐに療育に行きたい場合は電話のがおすすめです。
療育に入れない間は「訪問療育」という選択肢もあります
【体験談】在宅療育という選択肢、2歳の発達障害の子供が療育に入れなかった話。療育見学の持ち物
▷必ず持っていった方が良いもの
・母子手帳もしくは発達を記録しているもの
・(あれば)診断書
・取得していれば受給者証
▷持って行った方が良いもの
・ぐずった時にご機嫌になる飲み物やお菓子
・子供が好きなおもちゃ、落ち着けるアイテム
療育では今までの発育の状況を事細かに聞かれることが多かったです。
私は母子手帳には事細かな記録をしてないので、
Twitterやぴよログも頼りに生育記録を答えました。
飲み物やお菓子もOKという施設が多かったので、
事前に確認しておくとグズりを抑えられると思います!
療育見学の当日の流れ
私は療育施設の見学、体験の両方を体験しました。
▷見学の場合
受付>アンケート記入>施設説明>Q &A>今後の流れ
主に施設の説明を担当者から受けます。
細かいアンケートに記入する時間がほとんどという印象でした。
▷体験の場合
受付>アンケート記入>スタッフの人と療育の一部を体験>施設説明>Q &A>今後の流れ
体験の場合は、集団に入っての体験や、
母子分離する可能性もあるので、予約時にチェックしましょう!
いきなり集団からだと、子供が泣いてしまい親も疲れると思うので、
可能であれば個別の体験を受ける方が落ち着いてできると思いました。
そして見学の方が、実際の療育の現場を見れるので行く価値を感じました。
親が疑問に思っている接し方についての質問もできるので満足度は高かったです。
自宅ではやらないような集中力を要する遊びに対して
娘がとっても一生懸命取り組んでいては新たな発見になりました。
「娘はこんなこともできるんだ!」という希望になりました。
2施設目も終了!
噂通り狭い古い年季入ってた😂
担当の方は号泣のゆかに対しても誘導上手だった✨
視覚優位の子が多いので、ということでプログラムやおもちゃに工夫があったので良かったけど、土日はキャンセル待ち…— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) July 4, 2020
療育見学でチェックするポイントや質問は?
私は主なチェックポイントとして以下の内容を準備してきました。
- 空き状況
- 家から施設までの距離
- 個別コースがあるか
- 集団コースの場合の人数(小集団から数十名まである)
- 施設の方針や基になっている理論
- 送迎があるか
- 専門の資格者がいるか
- 自宅での取り組みの指導があるか
高頻度で通う場合は、何よりも近さを重視した方が長く通所できると感じます。
片道1時間以上かかる施設は親への負担がとても大きいので…。
また療育は多くとも週数回程度の通所が多くなるため、
自宅での接し方の指導がある施設だとより効果が出やすいと感じました。
療育見学で思ったこと
療育の見学で思ったことは2つあります。
「親のメンタルに良い」「楽しい場所にして行こうという施設が大事」
■今日の結論
療育はまず親のメンタルに良い。悩みを聞いてくれる、具体的アドバイスがある!
子供にとって楽しい場所かどうかではなく、協力して楽しいものにしていくという姿勢が大事。#発達障害 #療育— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) July 4, 2020
周りに発達支援の専門家が少ない中、母親だけが抱えて悩んでしまうことも多いと思います。
週に一度でも親が遠慮なく相談できる環境はとても救いになるのではと思います。
そして心に残ったのが「療育を娘さんにとって一緒に楽しい場所にしていきましょうね」というスタッフさんの言葉。
利用者の立場として比較するために行った見学ですが、通った後にいかに信頼関係を築くかってとても大事だなと。
実際にその言葉をかけてくれた施設は子供たちの工作がたくさん貼ってあって、
充実した療育生活の一端を感じられました。
暴れる娘に特別な態度を見せることもなく普通に接してくれスタッフさんの姿勢がとても気楽にさせてくれました。
療育に通うか迷っている方も、ぜひ一度見学には行ってみた方がいいと思いました。
診断から療育決定までの流れまとめ
発達障害と診断された後、療育に決定するまで試行錯誤の連続でした。
なぜなら「誰も全体像を教えてくれない」からです。
療育の見学のポイント、受給者証の申請など決定までの流れ、
必要な情報と一記事にまとめましたのでご覧ください。
【体験談】子供の発達障害診断から療育決定までの流れまとめ