こんにちは、さとみです。
先日娘が「発達障害」と診断されました。
またお読みになってない方は是非「発達障害と診断された日の話」に目を通していただきたいです。
診断され1週間と少し経過して、療育を受けるために動き出した内容をシェアしたいと思います。
療育に入るまでの手順って?
療育に通うための利用料金を9割負担してくれるのが「受給証」です。
私が住む自治体では、受給証を申請取得するためには以下の様な手順が必要です。
娘が発達診断と診断されてから1週間以上経ちますがで、申請手順はほぼ前に進んでいません。
通う療育が決定してないと受給証は申請できないからです。
発達障害児の4割は支援を受けられていない現状
日本で発達障害と診断される子供は60万人と推計されるそうですが、
約4割は特別な支援を受けられていない状況のようです。
文部科学省の調査によると、発達障害とされる子どもが推計で約60万人いるとされていますが、そのうち4割弱は特別な支援を受けていません。本来、発達障害の子どもは、療育を受けることで、社会に出て活躍できる足がかりをつくることができます。にもかかわらず、多くの子どもたちが療育を受けられずにいるというのは、本人にとっても社会にとっても大きな痛手です。
実際に私はこの1週間で7箇所の施設に問い合わせをしましたが、
全施設が同じ回答でした。
「土日の枠は満員です、来年4月に入所できるように待機してください」
いま6月だけど…最短でも10ヶ月先になります。
全力待機するけど、その間になにをすれば…
一向に先に進まない状況に無力感を感じています…
子供にあった療育の見学や選び方
見学前ですが、複数施設に電話をかけて受付の方と話すことで見えてきたこともあります。
療育には「個別」「小集団」「集団」といった単位で指導を受けることができます。
娘は2歳でまだ低年齢なので、社会性よりもまずは
信頼関係を構築した担当者とマンツーマンで
成長を促していく方がいいと方向性が見出せました。
また平日も保育園に通っているので集団生活を体験することには重きをおいて探していません。
各施設、どういった理論に基づいているのか、どういった方針かは大きく異なるので、
さらに見えてきた部分をブログで綴っていきます。
7月の土曜日は毎週療育の見学を行うので、気づいた部分をシェアしていきます!
見学体験だけで1万超え!高額民間療育
発達障害と診断されるも療育がパンパンで来年4月からしか無理⇨大手がやっている短期集中セミナー全6回9万円!(全額親が実費)が選択肢になってしまうのって闇深すぎない?ねえ?日本生きづらいわ。#療育
— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) June 29, 2020
療育期間を探す中で、個人的に気持ちが辛くなったのは民間療育施設の商売っ気です。
行政が民間事業者がサービスとして提供する。
民間が入る以上は経営であり、ボランディアではありません。
ただ、超よくあるセールストークを堂々とかまされたり…
今日の療育受付の名言
「来年度の枠が14名で今13人まで決まってます。この後2家庭にお話しするので埋まる可能性があります。この場で決めてくれたら来年の入学は確定です」
この典型的なセールストークよww「施設見てないのに決められる訳ないので、入れなくてもいいです」とお伝えした。
— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) June 29, 2020
施設見学や入塾体験も無料ではなく、まず1.3万円のような施設が多く戸惑っています。
体験には給付金対象外となるので、見学体験するたびに1万円が飛んでいきます。
親側は得られるものがあるのでしょうが、
この商売っ気は娘が心配な気持ちにつけ込まれている気がしてなりません。
夫の前では少し涙してしまいました。
療育に入れない、どうしよう?
どうしましょう…。
今後は施設見学に行き、来年の4月入所に向けて施設を決定していく予定です。
しかし、その間に娘に対して親に何ができるのだろう?
まだ見えないこと、わからないことだらけです。
家でできることなどを模索していきたいと思います。
【後日談】診断から療育決定までの流れまとめ
娘が発達障害と診断された後、療育に決定するまで試行錯誤の連続でした。
なぜなら「誰も全体像を教えてくれない」からです。
療育の見学のポイント、受給者証の申請など決定までの流れ、
必要な情報と一記事にまとめましたのでご覧ください。
【体験談】子供の発達障害診断から療育決定までの流れまとめ