加配付き保育園VS児童発達支援センター

こんにちは、さとみです!現在3歳の娘は2歳の時に発達障害と診断されました。

発達障害かも?と不安に感じられている親御さんや、私たちと同様にお子さんが発達障害と診断されて不安に思っている方々へ、何かヒントになれば良いと思いブログを書いています。

さとみ

今回は保育園を辞めるか児童発達支援センターか悩む話

保育園を辞めたほうが良い!?第2回発達検査

前回、2回目の発達検査の結果で発達指数が大きく下がってしまい、心理士の先生から「保育園をやめて児童発達支援センターにきたほうが良い」というアドバイスをいただきました。

保育園を辞めたほうが良い⁉︎2回目の発達検査に行ってきた

ほ‥保育園だって、死ぬ気で保活してなんとか入ったんだが・・・!?

加配をつけてもらうのだって、園長まで巻き込んでまじで大変だったんだが・・・!?

という内なる壮絶な葛藤を乗り越えて、児童発達支援センターへの見学の申し込みを行いました…

保育園からクレーム…

発達検査の二日後、保育園の個別面談がありました。

いつも娘の面倒を見ていただいている感謝を述べようと面談に向かったら、大変重い雰囲気…

私の感謝の言葉などそっちのけで、数々のクレームをいただきました。

例えば、給食の時に落ち着いて座ってられないこと、着替えが全くできないこと等。

「だから加配をつけてもらっているのでは!?」と怒りが湧きつつも、娘への歩み寄りがない姿勢がとても悲しかった。

この園の統合保育、インクルーシブ保育って他の子がやっていることは、どんな特性の子でも同じようにやってくださいってことなのだろうか。合理的配慮が欲しいだけなのに。

普段の連絡帳では「あれができました」「楽しそうでした」という明るい報告だけだったので、うまくいっていると思っていた保育園でこんなに存在を疎まれてしまうのだなと、落ち込んで自宅に帰りました。

2日前には保育園をやめるなんで考えられない!と思っていたのですが、発達支援センターの利用について具体的に考えたほうが良いかもしれないという気持ちが強くなります。

支援者と保育者の考えの違いを知る

保育園からの猛烈なクレームを受けた翌日、訪問療育の先生に言われてなるほどと思った一言。

「保育園の先生は集団維持を重んじますし、支援者はその子供がどうやって集団に交じれるかを重んじます」という話。

0歳の時に入ったので一学年が100人近い大規模な保育園ですし、私立のため独自のプログラムが多く集団行動を重んじる体育会系なのも、娘には逆境になっているなぁと感じているところです。

保育園からカウンターパンチをもらってしまい戸惑いもありましたが、訪問療育の先生から保育園に連携していただき、クレームをいただいた具体的な場面で娘とどう接するほうが良いか、電話面談してもらうことになりました。

見学に行くが共働きでは施設が利用できない現実…

発達支援センターはどんな感じだろうかと見学に行った際の印象を表にしてみました。(誰の役にも立たないw)

娘にとっては良い環境とわかりつつも、利用を難しくしているのが週4回13:30終了という点です。

フルタイムで働いてたらぜったい無理だ!

保育園をやめるという選択肢には同時に私の仕事の退職もくっついてくるのでした…

しかし全学年を通して見られた事で夫婦で就学までの子育ての見通しが立ち、利用方法も柔軟性が高かったが驚きでした。

私たち夫婦は極端な思考が強いので0か100かで考えがちなのですが、他の親御さんは子供に合わせてフレキシブルに動いているんだなと感心してしまいました。

通っている保育園見学に行った児童発達支援センター
施設園庭もあり、広い保育室の中に飾りが多く子供らしい雰囲気

設備(椅子机)などの利用当然体幹が弱い子への配慮などはなし

施設が古く全体的に暗い、情報の混乱を防ぐ為に飾りなどは一切なし

園庭がない

椅子は個別手作りでOT的配慮あり、座っていられる土台作りがある

活動内容1クラス20人近い大所帯

散歩や工作なども多く刺激が多い

ただし加配の時に個別保育目標を立てると言ってたのに対応ない

年少では集団の数が3名ととても少なく、先生の数も多い

1日の行動がすべて視覚化されており、視覚支援が充実している

時間我が家は8:30~17:30まで預かってもらっている年少は週4回、基本的には13:30終了
給食給食、イベント時のみお弁当年少はお弁当、年中から給食

何を選ぶかは「何を大切にしたいか」

娘の今後のことを考えたら仕事くらいやめるべきなのだろうか?、こんな決断をできない自分って親として冷たいのだろうか?と本気で悩みました。

しかし訪問療育の先生に「お仕事を続けたいから支援センターに通うのは無理って当たり前の話ですよ!」と言われて少し冷静になりました。

生活基盤として、夫婦共に仕事は続ける。これは自分たちがずっと頑張ってきたことだから簡単に投げ出さない。

娘は将来的には一般社会に出て生きていかなければならない。普通の保育園で経験を積み刺激をもらう事を大切にしようと家族で話し合って、来年度からも保育園にお世話になることにしました。

結果がどうなるかわかりません。まずは親にとって大切にしたいことが言語化できて良かったなと思いました。発達障害の子供を育てているとどうしても自分達のことを大切にできないので。

しかし、大きくになるにつれて周りとの差が開いてきているは事実。

来年度は療育⇄家庭⇄保育園の連携でどれだけ娘の成長につなげられるかチャレンジの1年になりそうです。

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