5Gを手頃な価格で。docomo新料金プラン「ahamo」徹底解説

どうも!フリーランス夫のだいちです!

自分の仕事はiPhoneなどスマホの記事を作成したりYouTubeの動画を作成すること。年間にスマホを20台以上を購入したりするのでそれだけ出費はかなりの金額になります。ただレビューなどが終わった機種で手元に残す必要がないと思う物はメルカリなどで売却して次の機種の軍資金にしているため使った金額の3~4割程度が実際の出費にあたります。

パンデミックの影響で経済状況が不安定になっている中、端末は言ってしまえば売ればお金に変えることができますが、地味に痛いのが月々の利用料金。不足の自体に備えて出来るだけ固定費は下げておきたいのが本音です。

我が家ではdocomoで5回線契約しています。少しでも安くならないかと思っていた時に発表されたのがahamo。今回はahamoのメリット/デメリットについて簡単にまとめたいと思います。

①メリット。

今回docomoが新たに発表した料金プランの一つである「ahamo」。このahamoという名称にもしっかり意味が込められています。

「未知の物事を瞬時に理解すること」を意味する「アハモーメント」
「なるほど」という相づちの英語表現「Aha」
「楽しい時にアハハと笑う」感嘆詞としての「アハ」

何よりの特徴は非常にシンプルな料金プランで月額税抜きで2980円。契約するために新規事務手数料やMNP転出手数料など各種手数料は一切かからず、またこの価格で使うための条件のようなものもありません

細かい割引の条件がなくなったことで非常に分かりやすい料金となっています。5分以内であれば国内通話無料で月額1000円プラスすることでカケホーダイにすることもできます。この手の料金プランを安さを売りにしている格安SIMでもありますが大きく異なるのがahamoはdocomoの回線をそのまま利用していること。

格安SIMはdocomoやauなどMNOから回線の一部を間借りしている状態なので安く使うことができます。ただその分借りている回線が限定的なので契約者数が増えれば増えるほど通信速度が遅くなるというデメリットがあります。

ただahamoの場合はdocomoから格安SIMのように回線の一部を間借りするのではなく、そのままdocomo回線を使うことができます。なので料金が安いからといって通信速度が大幅に遅くなったり音声通話の品質が悪くなったりすることはありません。ここが格安SIMとの大きな違いです。

またちょっと嬉しいのが月額2980円でありながらも5G通信にも対応していること。今は実用性がない5Gですが、今後一気に対応エリアが拡大すると思われます。現に我が家もエリアが拡大してくれたお陰で5G対応エリアになっており、家でも5G通信をすることが可能になりました。

安い料金であれば5Gを契約しても損がないと思います。ahamoはユーザーが分かりやすいシンプルな料金プランであり、5Gも使え、さらに高品質なdocomoのネットワークを使うことができます。

また海外ローミングも現時点で82の国や地域に対応しており、グアムやハワイなど人気の観光地も含まれています。海外でローミングするにあたって余計な追加金やオプションもなく、月20GBの範囲であれば、対象地域でも日本でも同じく使うことができます。

今までは現地のSIMカードを購入したり、海外パケホーダイのオプションをつけたりしたと思いますが、ahamoは海外でも結構気軽に使えるようになります。

②デメリット。

これだけ聞くとahamoはすごい優れた料金プランに感じますが、もちろん低価格を実現させる上で発生したデメリットもあります。それを1つずつ確認したいと思います。

①ファミリー割引が適用されない。

ahamoは細かい割引条件をなくしたからこそシンプルな料金プランとなりましたが、逆に言えば各種割引が適用されません。例えばdocomoではファミリー割引グループ内で条件を満たした回線数に応じて割引がありますが、ahamoはそもそもファミリー割引が適用されず割引になりません。

またファミリー割引が適用されないため家族間の無料通話も対象外になります。なので今までファーミリー割引の恩恵を受けていたユーザーは状況によってはahamoに変更することで逆に高くつく可能性もあります。さらにドコモ光などのセット割

そしてタブレットなどを2台目プラスやデータプラスで契約している場合もセットにすることが出来なくなります。なので各種割引との併用は一切できないと思った方が分かりやすいです。

ちなみにdocomoユーザーであってもahamoに変更した場合、docomoでの契約年数はリセットされ、またドコモメール(キャリアメール)が使えなくなるのも注意です。

②オンラインのみでのサポート。

ahamoは徹底的にコストカットするためにドコモショップなどでの申込はできずオンラインのみの対応となっています。ちなみに若者向けの料金プランと発表されていますが特段年齢制限はありません。

一般の契約と同じく契約者が20歳を超えていないと契約できないことくらいしか制限はありません。ちなみに未成年で契約したい場合は、親が契約して利用者登録を子どもにすればいいだけです。

個人的にはオンラインのみでの契約は問題ありませんが、問題なのはサポート体制。基本は電話やオンラインチャットが中心になるとしていますが、万が一スマホが故障した場合や紛失した時など電話やチャットが出来ない状況になった時にドコモショップが対応してくれるかは現時点で不明です。

発表会の時はドコモショップなど店頭でahamoの相談やサポートを即座に断ることはないとしていますが、特に緊急事態の場合どこまでサポートしてくれるのが不明です。

③対象機種が限定される可能性。

オンラインでahamoを契約して今使っている自分の手持ちの機種で使いたいと思う人もいるかもしれません。ただahamoは5G対応プランであることからもその詳細はまだ分かっていませんが、5G対応のSIMカードである可能性があります。

となると4G対応機種の一部は使えない可能性があります。ちなみにdocomoの5G対応SIMカードで動作確認がとれない機種。iPhoneで見れば「iPhone XR」以前の機種は対象外となっています。特に古い機種。2017年以前に発売された機種を使っている人は注意が必要になります。

またahamoに限らずdocomoの5G対応料金プランと一緒ですが3Gが使えなくなります。なのでVoLTE非対応の機種では音声通話ができなくなり、また3Gで今まで繋がったところもahamoにすることで圏外になります。

④手続きが2021年5月まで面倒。

ahamoの特徴としてオンラインで簡単に手続きができること。ドコモユーザーだったら料金プランの変更なので簡単に手続きが終わりそうですが、2021年5月まではシステム改修の影響でMNPと同じ手続きが必要になるとしています。

新規契約の場合はシンプルですが、MNPの場合は今契約しているキャリアに連絡してMNP転出予約番号を発行してもらい、その予約番号を元に移動先で新規契約する形になります。ドコモユーザーからすればなんで新しい料金プランなのにわざわざドコモに一度連絡してMNP転出予約番号を発行してもらわないといけないの?と思うと思います。

2021年5月以降は従来の料金プランと同じく変更することが可能になりますが、サービスが開始する3月~5月まではちょっと手続きが面倒になります。

③まとめ。

今回はデメリットを中心にまとめてみましたが、デメリットがデメリットに感じないユーザーはahamoは非常におすすめになります。ただの料金プランの一つなのにファミリー割引が適用されない。MNPの手続きが必要など恐らくサブブランドとして計画されていましたが、急遽予定を変更して無理やりdocomoの新料金プランとして発表した。

だからこそちょっと矛盾点もありますが、それでもこの価格帯でdocomoが新しいサービスを始めてくれることに大きな意味があると思います。気になる人は先行エントリーが開始されており、条件を満たせばdポイントが3000ポイントも貰えるのでチェックしてみてください。

我が家でもahamoに変更するか検討中です。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で