発達障害の子供を抱える親の悩みは深い
ある日突然発達障害児の親になる
「あなたの子供は発達障害です」と言われる日は突然やってきます。
親はその後も責任を持って子供を育てていかなければならない。
でも、肝心の「発達障害」について知識があるわけじゃない。
「これからどうすれば…」という不安でいっぱいになります。
親側のストレスの原因は「知らないこと」だと思う
私は娘が発達診断と診断されて、とても辛い気持ちになりました。
その辛さの原因のほとんどが「知らないこと」に由来すると感じています。
療育の手続き、保育園への伝え方、小学校入学以降…
誰も自分たち親子にとってベストな選択肢はこちらと教えてくれません。
そもそも発達障害ってどんなものなの?うちの子はどんな特性があるのか?
自分の子供を周りと比べてしまい、イライラするし悲しくなる時もあります。
子供の行動に、なんでこんなことをするんだろう?理解できずに辛くなります。
もちろん子供に悪気がないことが多く、特性からくる行動が多い様に思いますが、
知識がないとそういった線引きすらできずに、最悪は虐待などに走ってしまう方も少なからずいるはずです。
今住んでいる場所では1歳半検診〜3歳の間が狭間で、
支援を受けられる場所がすごい少ない。
発達障害と言われただけでテストはしてないし、LD、ADHD、ASDどの傾向が強いのかいまいちわからないし、
何を改善し、どう子供にアクセスしていけばいいのか…#発達障害— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) July 31, 2020
偶然知った「発達障害サポーターズスクール」
発達障害サポーターズスクール
そんな時、偶然Twitterで流れてきたこのツイートに興味を持ちました。
/#サポスク いまさら聞けない子どもの発達を学ぶ
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新しくリリースした講座は多数派の子どもたちの発達について、特に「社会性発達」の側面を基礎から体系的に学んで頂ける内容となっております。
↓【発達障害支援者が知っておくべき 子どもの発達の基礎知識】https://t.co/G7RpwDkuOv— 発達障害サポーター’sスクール (@saposuku) August 6, 2020
一般社団法人子ども・青少年育成支援協会が運営している「発達障害サポーターズスクール」のツイートでした。
「発達障害サポーターズスクール」はこういった内容の活動をされている団体の様です。
発達障害への関心の高まりとともに、発達障害児・者への専門的支援のニーズが急速に増大しています。
しかしながら、ニーズ拡大に比して発達障害支援の専門知識について学べる機会や場は十分とは言えません。発達障害サポーター’sスクールは、そういった社会要請に応えるべく設立された支援者のための「開かれた学びの場」です。
発達障害の支援者に求められる様々な知識や技能を学ぶことが出来る、公開講座や資格制度をご提供しています。
資格にはこんなものがあるらしい
発達障害の支援の現場で役立たせることを前提にノウハウや知識を学び深める資格のようです。
- 発達障害学習支援サポーター
- 発達障害学習支援シニアサポーター
- 発達障害学習支援エキスパートサポーター
受講してみた「子どもの発達の基礎知識」
発達障害そのものではなく、定型発達の基礎を学べる講座です。
サイトに会員登録をすれば、オンライン結成を行い講座を購入できます。
この講座は即日オンライン受講でき、さらにポワーポイントの資料が郵送されてきました。
親になれば検診や母子手帳をもとに部分的に定型発達の目安を学びますが、
改めて体系的に学ぶことで、自分の娘と定型発達の子供との差がどの程度あるのか整理するのに大変役立ちました。
動画の目次がついており、「幼児期」だけを見ることもすぐできるので、
利便性の高いオンライン受講サイトのUIだと思いました。
療育などがすぐに受けられないなどの環境的なマイナスがある方もいると思います。
専門的な知識は難しいとしても初歩知識だけは身につけた上で、
家庭の中で親から子への接し方で発達が促せるとより良いなと思っています。
このサイトは少しでも理解して子供に接することができるきっかけになると思いました。
保健師さんから優しい言葉をかけられたら号泣する程度には私も毎日悩んでいていますが、
少しずつ自分なりに子供のためにできることを増やしていきなあ。
保健師さんとの面談で「お母さんは娘さんととてもうまく接している」と言われて、久しぶりに人前で大泣きした。
コミュニケーションに難を抱える娘との接し方を模索している日々を認められた気がして嬉しかった。
これに限らずお母さんって褒められる機会が少なすぎると思うんですよね…#発達障害— さとみ(働く母) (@satomi_yukac) July 31, 2020
受給者証の申請や療育が決定するまで
発達障害と診断された後、療育に決定するまで試行錯誤の連続でした。
なぜなら「誰も全体像を教えてくれない」からです。
療育の見学のポイント、受給者証の申請など決定までの流れ、
必要な情報と一記事にまとめましたのでご覧ください。
【体験談】子供の発達障害診断から療育決定までの流れまとめ