成人の日に20年後の娘の成人式を想ってみる。

こんにちは、さとみです。

今日は成人の日でしたね。

お昼過ぎの駅前には煌びやかな着物に身を包んだ女の子たちや、スーツを着た男の子達で溢れていました。

娘と同じ月齢のお子さんのお母さんも、何人か成人の方がいたような。

本当におめでとうございます!

 

子供ができてから、成人式と聞くと1冊の絵本がを思い出します。

「ちいさなあたなへ」

「ちいさなあなたへ」という絵本です。

新生児育児の時に、早朝の授乳中に何度も読んでは泣いていました。

読んだことない方はぜひ。

目の前のつらいことも、少し先をみると尊い時間なのだと思えます。

「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した」ではじまるこの絵本には、母であることのすべてがつまっています。

親でいることの喜び、不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思い――普遍の真実が、あたたかな絵とシンプルな言葉で語りつくされ、読む人たちの涙をさそいます。

だれもが一生の宝物にしたくなるような絵本です。2007年春に、アメリカで発売されるや、アメリカじゅうの母親を号泣させ、NYタイムズやAMAZONの児童書分野で、ハリー・ポッターをおしのけて1位の座を獲得しました。日本では2008年に発売。ママの口コミで広り、絵本雑誌「MOE」の2008年度「絵本大賞」総合2位、文学賞1位を獲得。

母親や、これから母になろうとしている女性、巣立とうとしている子どもたち……それぞれの立場で読むことができ、感動を味わえます。出産前後の女性に、自分のお母さんに、贈りものとしても選ばれている一冊です。

赤ちゃんを産み、その儚さ、温かさを知る。

やがて赤ちゃんは子供となり、手を繋ぐこともなくなっていく…。

子供は、悲しみを知り、何もかもをかなぐり捨てて夢中になるものを手に入れるかもしれない。

子供はいつか大人になり、その手にいつか新しい命を抱く時がやってくる。

人類が昔から繰り返してきた大きな命の流れを描く名作絵本です。

 

今、目の前にいる娘も、本当に一瞬で生後6ヶ月になってしまいました。

なんで泣いているんだろう?

なんで飲んでくれないんだろう?

なんで寝てくれないんだろう?

なんで、ごめんね、ありがとうを毎日毎日繰り返して、少しずつ母になった自分。

これから先、娘が大きくなれば問題はもっと複雑になっていくだろう。

保育園入園、イヤイヤ期、小学校、中学校に入って思春期を迎えて…

これからも子供と向き合って、ずっとなんで、ごめんね、ありがとうを毎日毎日繰り返すんだろうなぁ。

娘が20歳になる時、自分と娘の関係はどんな風になっているんだろう?

友達みたい?冷め切ってる?

初めて2人でお酒を飲む日がきたら何を話すんだろう?

楽しみだな。

成人になるまで、頑張って育てないと!

成人の日にも関わらず、すっかり親御さんの方に感情移入してしまうようになった自分。

20年後には子供の晴れ日に自分も晴れ晴れとした気持ちで迎えられるといいなぁ。

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