仕事道具に最適なのかな。進化したようで進化していない新型「MacBook Air」

どうも!だいちです!

我が家では「iPad」をめちゃくちゃ愛用していることからも、この前発表されたばかりの新型「iPad Pro」に大注目です。デザインが刷新されたのはもちろん魅力的なのですが、特に我が家で愛用している「iPad Pro12.9インチ」の大きさ問題を、新型「iPad Pro」は「ベゼルレスデザイン」を採用してくれたことによって、地味に解決してくれます。詳しい価格や在庫状況は以下の記事をご覧ください。

「iPhone XS」より注目度が高め?仕事から幅広く利用できる新型「iPad Pro」の在庫状況・価格についてまとめてみた。

ただ問題は価格が高いこと。もちろん仕事で使うことを前提に考えれば「Cellular」モデル一択になります。「Cellular」モデルで「1TB」のストレージを選択すると税込で「24万円」くらいします。「MacBook Pro15インチ」の下位モデルなら普通に買えますからね。なので、先日のリークにあったように「MacBook Pro」と「iPad Pro」のベンチマークが僅差になるのも納得できるような気がします。

「MacBook Pro15インチ」と同等の処理性能を。新型「iPad Pro」は仕事道具として優秀するぎるって話。

なのでちょっと気になったのが、「iPad Pro」と同時に発表された新型「MacBook Air」です。最終アップデートが「2014年」なので、約4年ぶりの新型かつフルモデルチェンジとなったのは約8年ぶりです。12インチの「MacBook」の登場以来、アップデートがされてこなったからこそ、「MacBook Air」は終わりかと思われていましたが、ついに新型の登場です。今回はこの新型「MacBook Air」について簡単にまとめたいと思います。



スペックは順当に?

 

まず簡単に新型「MacBook Air」のスペックをまとめると以下のようになります。

MacBook Air
ディスプレイ

Retinaディスプレイ(13インチ)

IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、227ppi、数百万色以上対応

Soc1.6GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)、4MB L3キャッシュ
ストレージ128GB PCIeベースSSD

オプション:256GB、512GB、1.5TB SSDに変更可能

256GB PCIeベースSSD

オプション:512GBまたは1.5TB SSDに変更可能

メモリ

8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ(オプション:16GBメモリに変更可能)

本体サイズ

高さ:0.41~1.56 cm

幅:30.41 cm

奥行き:21.24 cm

重量:1.25 kg 

GPU

Intel UHD Graphics 617(Thunderbolt 3対応の外付けグラフィックプロセッサ(eGPU)に対応)

バッテリー

最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧

最大13時間のiTunesムービー再生

最大30日のスタンバイ時間

50.3Whリチウムポリマーバッテリー内蔵

30W USB-C電源アダプタ、USB-C電源ポート

生体認証Touch ID
カラーオプションゴールド/シルバー/スペースグレー

やはり長らく噂されてきた「Retina Display」が搭載されたことが非常に大きいと思います。そしてデザインは「フルモデルチェンジ」になったとはいえ、「MacBook」を「13インチ」にリメイクしたようなデザインとなっており、正直新鮮味にかけます。事前情報では、「MacBook」に「13インチ」モデルが追加されると予測されていましたが、実際には「MacBook Air」として発表されました。

ユーザーとしては「MacBook」が2モデル、「MacBook Pro」が2モデルと、ディスプレイサイズで分かれていたほうが、名称的にも分かりやすかったと思ってしまいます。そして先日の「iPad Pro」と同様に「MacBook Air」のベンチマークがリークしています。

シングルコアが「4248」でマルチコアが「7828」であることを確認することができます。ただこれだとちょっと分かりにくいので他の「MacBook」と比較すると以下のようになります。

名称シングルコアマルチコア
MacBook Air(2018)42487828
MacBook Air(2017)32006300
MacBook35006600
MacBook Pro(13インチ/Touch Bar非搭載)43009000

各ベースモデルのベンチマークの平均値を記載してみましたが、昨年までの「MacBook Air」と比較して、そこまで処理性能が向上したとは言えません。ただ少なくとも「MacBook」よりは処理性能が高く、さらに本体価格が安いことを考えれば、「MacBook」の購入を考えていた人も「MacBook Air」の購入を考えると思います。

ただもちろん、いくらベースモデルとはいえ、「MacBook Pro」には及ばないことが判明しています。こうなってくると進化したように見えて、そこまで進化していないと考えてしまいます。いくら安いとはいえ、税抜きで「13万4800円」することを考えれば、ユーザーの使い方にもよりますが、「iPad Pro12.9インチ」の「Cellular」モデルの「256GB」モデルを買ったほうが、処理性能もストレージも2倍になるので、コストパフォーマンスに優れていると考えることができます。

新型「MacBook Air」は安いとはいえ、それは「MacBook」や「MacBook Pro」と比較した場合であって、市場全体で見れば安くはありません。そして「iPad Pro」は市場の92%以上のパソコンより処理性能が優れているとしていますが、残念なことに、「MacBook Air」も「MacBook」もそして「MacBook Pro」も含まれています。こう考えると、やはり「iPad Pro」がおすすめになります。

おしまい。



この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で