こんにちは、会社員嫁さとみです。
素敵な休日と夫婦の会話
昨日はだいちのお仕事がおやすみだったので、2人でランチを食べに行ったり買い物に行ったりとゆったりしたお昼を過ごしていました。
帰りに寄った本屋さんでは、森三中の大島美幸さんの夫で放送作家の鈴木おさむさんの「ママにはなれないパパ」という本を購入。珍しい男性目線の育児本で、1年間お仕事をセーブしてお料理を覚えたこと、奥さんがいなくて息子と2人で過ごした夜の話など何気ないエピソードでも鈴木おさむさんが書くとやはり面白いな〜と。
中には、息子さんが便秘になり奥さんと2人で綿棒を肛門に恐る恐る入れたり、病院にも行ってイケメン医師に浣腸してもらったりしてやっとのことでうんちが出た、妻と2人で達成感を味わった!というエピソードが。
そういえば生まれてから、だいちと2人で共同作業をして達成感を味わったりしてないなぁ。
だいちにも聞いて見ましたが「特にないね〜。」と言う返事。
まぁうちは娘が大人しいし、そんなもんだよね〜!
しかし、この日の夜に恐ろしい悪魔に立ち向かうことになることは未だ知らない
娘の異変
13時半に授乳してから、寝ずにぐずぐずしだす娘。「おっぱいが足りてないのかな?」と思い15時、17時、18時授乳といつもより頻回におっぱいをあげるが、機嫌は悪くなるばかり。
最初は「うぇーんうぇーん」程度だったのですが、何をしても泣き止まず、夫、母、私はうろたえる。
母は子育経験を活かし熟練の抱っこを繰り出し、私は「泣き止まない時は外の風にあてるといい」というネットで聞きかじった情報を実行するも娘は身を固くするのみ、夫は一度も乗せたことないベビーカーを発動し室内で娘を乗せて走り回る。ベビーカーに乗る娘はとても可愛らしくスマホで写真タイム…
いい歳をした大人3人が精一杯を尽くしたにも関わらず、鳴き声は「うえええええええええええええええええええええええええええええええええええん」と激しさを増し、黄色信号から赤信号に。
娘、魂の叫び。
20時を過ぎ途方にくれる母と私を横目に「俺が行ってくる」となぜかひときわキリッとした旦那が、娘のお腹をゴリゴリマッサージ。するとオナラを連発し、うんちもモリモリ。
顔を赤黒くするほど泣き叫んでいた娘が少しすっきりした顔に!!
いいぞ、夫!攻撃は効いているようだ!
メンタル的に余裕が生まれた私たちは、娘を立っちさせてあやし、動画を撮ったりしてしばしのほっこりタイム。
しかし、勝利を確信していた夫婦をよそに、いきなりの再号泣。
怒りのあまり、主人の乳首を猛烈に蹴る娘。
もうガッツ●松にしか見えない顔で「うああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」と叫ぶ。初めて涙を流して泣いている!!あっ、涙を見たのは初めて!!だけどあまりにも可愛くない!!
救急外来に行く
21時を過ぎ、必殺技を出し切った私たちは病院に行くことを検討するが当然かかりつけ医は閉まっている。
そういえば新生児訪問で夜間は近くの保健センターに行ってくださいと案内されたことを思い出す。
夜間の診療も22時までだったので、急いで行こう!と思い立ち、念のため保健センターにお電話。救急だから予約など不要なのに電話する時点で結構テンパってた。
「はい、もしもし」とものすごく優しげな30代と思われる男性が出る。
ああ、神様!!
何回か質疑応答をしたのち、「お子様は何歳ですか?」と聞かれたので「0歳ですううう」と半泣きで回答。
すると「保健センターでは1歳以下は受け付けてません。」という衝撃の一言。
ええええ。
夜間に困ったら保健センターって助産師さん言ってたのに!!!
そんな優しい声で地獄のような事実をおおおおお!!
希望を絶たれたかに見えた逆転夫婦ですが、優男さんから近隣の総合病院を案内される。調べたら20分ほどの場所なので、タクシーで急いで向かう。
やっとの思いで病院についたのですが、
・私、動揺しまくってまともに受付表が書けない。娘の生年月日に自分の生年月日書く。
・主人、動揺しまくってマザーズバッグの中身、病院の受付前でぶちまける。
・娘、寝てる。
寝てる!?
気づいたらスリングの中でスヤスヤ。その後、娘はうんちをしおっぱいを欲しがり、特段の大きな問題なし。薬も処方されずに全額(1万6千円)を払って帰路につきました…
病院からの帰りのタクシーでは、再び泣き叫び、家に帰ってからも2時間以上泣き止まず・・・
帰宅後もおっぱいをあげたり、ミルクをあげたり、子守唄を歌いまくり、主人が気合の寝かしつけで我が家の悪魔を鎮めることに成功しました。くうううう。
長い長い1日。「夫婦共同作業で達成感を味わう」ことになりましたとさ…。
急な病気等に備えた準備
私たちのような新米パパママであれば子供が泣き止まないだけで不安になり、どうすればいいかわからなくなってしまうことも多いでしょう。
正直私たちも病院に行くほどのことではないかもと思っていましたが、手の打ちようがなく不安が勝り救急に駆け込みました。そんな時のために子供が生まれたら以下のような準備や情報収集をしてみるのはどうでしょう?
・夜間や休日に診療できる近隣の施設をチェック
自治体のホームページや広報誌などで確認できます。
今回の私たちのケースのように0歳は対応不可といったこともあるので対応年齢の確認もお忘れなく!
・子ども医療電話相談ダイヤル「#8000」を活用
夜間休日に起きた怪我や病気の対応について、救急外来に行くべきか、往診時間まで待ってもいいかを相談することができる。全国一緒の電話番号だが、都道府県単位での対応が可能。あくまでも医師の診療ではなく電話での相談となりますが、夫婦2人きりで困り切るよりまずは相談できる窓口へ。
子ども医療電話相談ダイヤル(厚生労働省のHPへ)
・保健適用の夜間訪問診療「ファストドクター」
今回の事件をTwitterで話したところ、会社の同期で子育ての先輩からこちらのサービスを教えてもらいました。
ファァストドクターは日本最大級 年間6200件以上の夜間往診、休日診療を行っています。東京都・千葉県・埼玉県に対応。内科・小児科・整形外科の医師がご自宅に訪問し診察に伺います。50名以上の医師が所属しています。
関係書籍
2018年8月号のひよこクラブでは付録に病気や事故怪我などのガイドブックが付録として付いています。
鈴木おさむさんの育児本はこちら
過ぎ去ってしまえば、何もなかったので笑い話。
しかし新米パパママにとってはすべてが初めてのこと。子供の病気は急で、いつ必要になるかわからないので、夜間診療先などは忘れずにチェックしておきましょう。
今日はこの辺で終わり!