コラム:新生児育児は新入社員時代のアポ電と一緒

こんにちは、会社員嫁さとみです。

新生児育児をしていていろんな感情があります。

ネガティブもポジティブも毎日それはたくさん。

その1つに「新生児育児とは作業でありクリエイティブなことではないな。」ということです。

うーん、すっごく語弊がありそうですけど、決してネガティブな表現ではありません。

我が娘が誕生した感動はそれは表現しきれないほど。毎日可愛らしく、無事に生まれてきてくれてよかったと心から思います。

子供といる時間は、それにしたって幸せだ。

その前提で書きます。

新生児育児って

生まれてから1ヶ月の育児の対して、基本的に切れるカードは「おっぱい」「おむつ」の2つ。

あとは「寝かしつける」「沐浴」みたいな最低限の衣食住を赤ちゃん提供する「作業」がほとんど。

何かを想像してというよりは、消去法で提供しまくる作業だ。
これが毎日24時間続くので、面白い<大変が上回ってしまう。

そしてこの気持ち、「新入社員時代の4月に思ってた感情と一緒だ!」と思う。

 

新入社員時代の憂鬱

新入社員時代、期待を胸に広告代理店に営業として入社ました。

さぞワクワクする仕事が待ってると思っていた。

しかし、待っていたのは営業先のリストアップ、アポイントをとるための電話。議事録を書く、営業先にスムーズにつくためにGoogleMapを調べまくる。

率直に言うと「つまらん作業」ばかりだった。

でも、振り返ると、その「つまらん作業」に「超大切なビジネスの基本」が集約されてたなと入社して10年目に思う。

 

新生児育児=新入社員教育

営業先のリストアップや電話は、自社商品の需要がどこにあるのか調査する力。

電話や提案での話し方は業界にフィットしたプレゼン力。

広告プランを受注した後に取引開始するまで社内の面倒な手続きも、与信調査や商流について学べる。

これと全く同じだ!

新生児の育児って、まずは「育児の基本」を新米母に叩き込むために、なーんにもできない赤ちゃんが修行をさせてくれてるのだ、と思う。

だから何回も何回も、毎日基本的な作業を繰り返して、基本の力をアップさせてくれているのだ。

毎日涙を流すような素晴らしい出来事も起きない。
何時間おきに授乳して、おむつかえることを淡々と繰り返す。

しかし、それさえうまくできないことが多々ある。
おっぱいはうまく飲まないし、全然寝てくれないし、おむつだってちゃんとつけてなくて服を汚してしまったり。

しかし衣食住の世話も満足にできないようでは、しつけなど到底無理なのだ。

今は修行の身、母は新入社員と同じ気持ちで頑張って行きます。

あと少しで1ヶ月検診、母は半人前ですが娘は健康に育ってますように。

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