さとみです。
乳幼児をお持ちのママパパ、抱っこして子供を寝かしつけしてませんか?
寝かしつけに毎日時間がかかって、日々お疲れではないでしょうか?
月齢が低く体重が軽いうちは良いのですが、抱っこでしか眠れなくなると、体重が重くなってから寝かしつけがとても大変になる!と聞いて、私はネントレと同時にセルフねんねについても退院日からトレーニングをしていました。
我が家の娘は、生後3ヶ月ですがセルフねんね率ほぼ100%、生後5ヶ月で12時間睡眠しています。
自力で入眠できると寝かしつけがとても楽ですし、眠い時にすっと眠りに入ることができれば赤ちゃんの睡眠時間も長くなります。
親子にとってメリットがあるものなので、もし寝かしつけに時間が取られていて心身共に辛いという方にはトライする価値があるのではと思います。
ネントレ本やTwitterの子供の睡眠専門家の方をみて勉強しながらの私なりのやり方ですが、参考になれば嬉しいです。
セルフねんねとは?
いろんな定義があると思いますが、私は赤ちゃんが寝る瞬間に自分の手の中におらず、本来寝るべき場所で寝付くことをセルフねんねとしています。
自分で眠れるようになれば、赤ちゃんはベッドに置く時は寝てる必要がないので、着地失敗という概念もありません。
環境づくり
・寝る前30分は穏やかな時間に
赤ちゃんと遊ばない、うるさい音楽をつけない、テレビをつけないなど静かな空間で眠る準備をし、落ち着かせます。
19時台の寝かしつけに失敗し続けていた時にこれを改善し、現在は19時台に寝ない時がないです。
・寝室を真っ暗にする
豆電球もナシ!遮光カーテンをしっかり閉め、部屋が真っ暗になるように努めます。
朝日が差し込むことで起きのを防ぐためです。
お昼寝の時は、新生児〜2ヶ月程度だと木陰くらいの暗さでも良いみたいです。
昼夜の区別が付いたら真っ暗にしていきます。
・部屋の温度湿度を適切に管理する。
赤ちゃんが心地よく、SIDSが防げる推奨温度は20〜22度と言われていますが、夏場は寒すぎて守れていませんでした。
夏は24〜27度、冬は20〜22度を目安に部屋の温度を管理しています。
湿度は季節を通じて40〜60%で管理しています。
夏場は放っておいてもこの程度の湿度はありますが、梅雨の時期は除湿・冬は加湿が必須となります。
乳児は親より平均的に体温が高いため、親には涼しい・寒いくらいが赤ちゃんにはちょうど良いとのことです。
寝かしつけルーティン作り
・毎回同じ音楽をかける
我が家は、ベビーモニターに付いているオルゴール音楽の「キラキラ星」をエンドレスリピート。
赤ちゃんが寝ていてもずっと流しています。
これにより睡眠中に覚醒しても再入眠しやすくなっています。
生後4ヶ月以降にしばしば起こる睡眠退行の際も有用です。
音量はシャワーくらいの大きさ。それなりに大きい音量で良いです。
そのほか、ホワイトノイズなどが寝かしつけには有効とよく聞きますよね!
ホワイトノイズマシンなども販売されているので活用してみてもいいと思います。
・目を合わせない
遊んでくれると勘違いして興奮するので、寝かしつけの時は絶対に目を合わさないようにしています。
これはジーナ式由来です。
・同じ言葉を繰り返す
私は「●●ちゃん、ねんねしよう。ねんねしよう。」と穏やかな声をかけます。
音楽と同じくこちらもエンドレスリピート。
かける言葉はなんでも良いと思うのですが、「ねんね」というワードがルーティンになると、聞いた段階で子供が「寝る合図だ」と気づくようになるためです。
また遊んでいるときのように大きく高い声とは区別して穏やかな声に切り替えて、寝るタイミングだと気づいてもらうようにします。
セルフねんねできるようになるまでのステップ
根気が必要!!
1)まずはベッドや布団など赤ちゃんが寝るところに寝る時間になったら1人で置く。
2)部屋を出て行って、モニターで赤ちゃんを見守ります。
我が家で使用中の見守りカメラのレビューも是非ご覧ください!
赤ちゃん見守りカメラ「Arlo Baby(アーロ・ベビー) 」が可愛くて便利!使用レビュー
3)当然のごとく泣くと思うので、10分ほど様子を見て寝ないようなら入室します。
このステップで多くの人が挫折します。
しかし、いい歳になったあなたでも、布団に入ったら10分くらい起きてますよね?
スマホいじりますよね?
だから赤ちゃんがベッドに置いてすぐ寝ないなんて当然なんです。
グッとこらえて見守りましょう。
4)入室後(または深夜に泣いて起きた際も)、いきなり抱っこしないのがポイントです。
声をかける→優しく触れる(子供が落ち着きやすい場所)→抱き上げる→抱いて揺らす→授乳/ミルクと段階的にあやす。
早い段階で寝てくれるようになるほど、セルフネンネに近づいていることになります。
開始初日は結局いつもと同じくらい時間はかかりますが、一定期間繰り返すと1人で寝るようになると言います。
もちろんこれは赤ちゃん個性、開始する月齢、ネントレ前の環境によってかなり差異があると思いますが、根気よく続ければ必ず1人で寝てくれるようになると思います。
深夜の対応について
寝かしつけまでうまくいったら、次は再入眠のトレーニングとなります。
セルフねんねがうまくできるようになると、赤ちゃんが自分で自分を落ち着かせる力を育んでることになるため、夜中に起きてしまっても自力で再入眠できるようになります。
月齢ごとに深夜の対応は異なります。
目安として自分が気をつけていたことは深夜に起きた際に、状態をよく見ることです。
・目を開けているか?目を閉じたままか?
目を閉じたまま動いていたり、声を出したり、唸ったりしても即時対応は不要なことが多いです。
夜中に寝ていても眠りが浅くなり、ゴソゴソ動いて寝付くのは大人でもよくあることです。
1回の睡眠サイクルが45〜50分程度のため、その周期で眠りの浅い深いが繰り返されます。
眠りが浅い時間帯は触ったり、話しかけたりせずに放っておいたまま見守ると意外と寝ることが多いです。
目を開けている、泣いている場合は、概ねお腹が減っていることが多いです。
娘の場合はほとんどそうでした。
月齢によりますが、3〜5時間以上空いている場合はお腹が減っている確率が高いため、躊躇わずに授乳したほうが親子で疲弊せずに済みます。
ただし4時以降に飲ます場合は、朝の授乳に影響が出るので通常時と同じ量を飲ませるのではなく半量〜70%程度に抑えて寝かしつけします。
また夜中にお腹が減って覚醒することがないよう、日中に飲む量を増やしていきます。
日中の飲む量が目標値以下の場合は、集中できていない、運動不足などもあり得るので授乳環境を見直します。
その他の要因の場合は、環境要因の場合が多く、適切な寝室環境が保たれているかチェックして原因と思われるものを除去します。
また月齢が低いほど、体重増加に重きを置いてみてください。
深夜の授乳の必要性は順調に体重増加しているか、どうかで決めます。
以上です。
子供が自分自身を落ち着けて、ぐっすり眠れるようになるといいですよね!
最後に、色々と書きましたが、ネントレ やジーナ式は、親子で快眠するための手法です。
目的に執着して悩まされたり辛い思いをしてしまわないよう、まずは親が無理しすぎず体調に気をつけてくださいね!!