赤ちゃん用災害用防災バッグの準備

今日は会社員嫁さとみです。

災害の多い2018年

娘が生まれて以降、自然災害が多く、つい先日大阪を中心に台風21号で被害があったかと思えば、北海道では地震と災害続き。

被害に遭われた方やご家族のご無事と、少しでも早い復旧・復興をお祈りいたします。

些細ですが募金等でご協力させていただきます。

また自分は被害がなかったからこそ、災害時の備えをしなければいけないと思いました。

 

「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」を読む

この夏の災害の多さに危機感を覚え、メディアファクトリーより発売されている「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」を読んでみました。

大人の防災準備はセットが売っているし、ブログでもたくさんまとめられているので、比較的イメージできます。

でも、子連れだと、災害時に何が違う?何を気をつける必要がある?何が必要?

新米ママのためさっぱりわかりません。

こちらの本は具体的な内容が、3.11の体験談をもとにまとめられています。

地震が起きた時に子供を守ることができる姿勢、避難した最初の3日、避難所生活、仮設住宅、子供のメンタルケア方法まで、かなり広範囲の体験談やノウハウが掲載されていました。

(脱線しちゃいますが、妊娠中に災害に遭われた方のエピソードなどは涙が出てしまいます。もしそういう場面にあったら協力しよう)

まずは本で得た知識を元にこんな感じで準備しようかと思っています。

本格的に準備すると時間がかかりそうなので、少しずつ準備しようと思います。

 

こうやって防災準備を進めよう


本を読んでなるほどと思ったのが「一次避難バッグ」と「二次避難バッグ」に分けること。

備えあれば憂いなしなのですが、地震直後に膨大な量の荷物を持ち出すのは不可能。

一次避難バッグはまず身を守ることを第一に、最初の三日間で必要なものをまとめます。

二次避難バッグは食料や水、生活用品、娯楽品などがラインナップされます。

一次避難バッグの中身一覧(大人)

・現金(公衆電話利用を想定して十円玉多めに)
・ヘルメット
・携帯ラジオ
・懐中電灯
・ホイッスル
・水(500ml×3本)
・非常食品3日分(水を注ぐだけで完成する切り餅、簡易栄養食、ゼリー、チョコなど)
・携帯電話充電器
・通帳、証書類
・ガム(歯磨きのかわり)
・ビニール袋
・生活用品(ライター、軍手、紙皿、紙コップ、ナイフ、缶切り、栓抜き)
・救急薬品(絆創膏、ガーゼ、包帯、三角巾、体温計、消毒薬、マスク、常備薬)

大人用のものはセットも売っているし、百均で揃うものも多いので準備は比較的簡単ですよね。

 

一次避難バッグ(乳幼児)

・バスタオル(寝具、おくるみの代わり、目隠し用にも)
・服(短肌着3枚、コンビ肌着3枚、ロンパース3枚)
・おむつ3日分(24枚)
・おしりふき(3パック)
・おむつゴミ袋
・ガーゼハンカチ(大小5枚)
・粉ミルク(3日分)
・使い捨て哺乳瓶、哺乳瓶(1本)
・赤ちゃんの純水(500ml×3本)
・離乳食
・抱っこ紐
・カイロ(体の保温+離乳食やミルクをあたためるのに便利)
・発熱剤
・水筒
・慣れ親しんだおもちゃ1つ(メンタルケア)

 

災害後の乳幼児のケアや代用品

避難

やはりベビーカーは危ないことが多いよう。
エレベーターも止まってしまうし、瓦礫が道を塞ぐ中でのベビーカー移動は困難。

また、緊急時は大人も余裕がなくなり小さい子供の存在に気づいてくれない、人波に揉まれて手が離れてしまうといったリスクも。

やはり移動は抱っこがベストのようです。

我が子はまだまだ小さいため非常用の抱っこ紐を用意しようと思います。

モンベルの抱っこ紐はおしりふき程度の小ささに折り畳めて、重量も370gと相当軽量です。(エルゴのキャリアが800g前後)お値段も5千円程度と非常にお安いです。

抱っこ紐を見る(モンベル公式サイトへ)

通常使っている抱っこ紐だと、大きさ的に非常用バッグには入りづらいですよね。

別のところに置いておくと避難時に忘れてしまいそうなのでこれをバッグの中にしのばせようと思います。

 

 

おむつ

避難後も食料や水が最優先となり物資として届きづらい・届くのが遅いというおむつ。

なるべく多く用意するために圧縮袋に入れるとたくさん避難バッグに入ります。

おむつがなくなったらどうする?
被災地ではオムツが足りず、スーパーの袋とティッシュで代用していたという体験談がありました。

袋やティッシュは大人の避難グッズにも入ってるので、少し多めに持っておくと安心ですね。

 

粉ミルク&哺乳瓶

規模の大きい災害だと、食糧不足やショックで母乳が出なくなってしまったという体験談もありました。

私は母乳だからというお母さんも、もしかしたらの予備として粉ミルクは持っていた方が安心ですね。

また我が家は使い捨て哺乳瓶も用意しました。

使い捨て哺乳瓶と言えばステリボトルかchu-bo!ですが、乳首の衛生的な保管などを考えてこちらにしました。

乳首も三段階に分かれて授乳できるので、幅広い月齢に対応可能だと思います。

哺乳瓶がなくなったらどうする?
・紙コップで粉ミルクを溶かしてスプーンで少しずつあげる
・滅菌ガーゼに染み込ませて少しずつ飲ませた
といったお母さんたちの体験談がありました。

こういった代用品の知識があるだけでも、もしもの時に違うものですよね。

離乳食

我が家はまだ離乳食期ではありませんが、ビンやレトルトタイプを現在の月齢と少し先のものと準備しておくと安心とのこと。

離乳食がなくなったらどうする?
厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドの段階に応じた災害時の対応は下記の通りです。
5〜6ヶ月:粉ミルクで対応
7〜8ヶ月:全がゆ+粉ミルクで対応
9〜11ヶ月:全がゆ軟飯+粉ミルクで対応
12〜18ヶ月:軟飯かご飯で対応

 

まとめ

本の中には子供連れならではのエピソードやママとして準備しておいた方が良いものなども載っていました。

今回は一次避難用のグッズについてまとめましたが、また準備を進めたら色々ブログに残したいと思います。

本の購入はこちらから

 

 

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