ドラックストアで10年働いて分かったこと。(メリット編)

どうも!フリーランス夫のだいちです。

プロフィールに記載していますが、自分はフリーランスになる前は某ドラックストアで働いていました。

大学生の時からアルバイトを始めて、そのまま中途採用で社員になったので、アルバイト歴を含めると何だかんだ10年も働いていたことになります。

地元では聞き覚えもなく、地方出身の人間からすれば、あまり聞き覚えのない企業名で、さらに「ドラックストア」は薬が売っているところくらいのイメージしかなく、アルバイトをする前は正直どんな仕事をするのかあまりピンときませんでした。

その当時、緊張しながら面接にいって、その場で「採用」されたこともあり、とんとん拍子で働くことになりましたが、約10年働くことができたのも、その仕事が何だかんだ自分には合っていたんだなと今更ながら思います。

今回は、自分がドラックストアで働いてみてよかったこと、つまり「メリット」を簡単にまとめたいと思います。



商品知識が豊富になる。

 

自分が男ということもあり、レジの時間より、商品の補充の時間や、売り場作りなど、接客よりも作業の時間のほうが多く、この売り場づくりが特に楽しくてしかたなかったことを今でも覚えています。

売り場づくりでは、まずその売り場のテーマを決める。

そしてテーマに合わせて商品を陳列する。

そして最後に装飾するという流れになります。なので、商品知識がある程度必要になります。この商品がどのような用途なのか、どのような特徴なのか、出勤の時間に触れればふれるほど、より知識が深くなります。

なので少なくとも、一般的な男性よりは、もちろん仕事にしていたこともあるので、商品知識はよほどあります。むしろこの商品知識は嫁のさとみに唯一勝るところにもなります。むしろこれ以外の知識は全く及びません。。。

また商品知識に加え、どの商品が売れ筋なのか。逆にどの商品が死に筋なのか。この季節はこの商品がおすすめなど、店によって多少の誤差があるにしろ、商品の流れも把握できるようになります。

ドラックストアで働いていた時の知識が、日常生活に必要なものを買うとき、また子どもが生まれる前に必要なベビー用品は自分主導で買ったり、補充したりしています。

ただ、商品知識があるがゆえになのか、新しい商品や、季節商品にはあまり楽しさを覚えません。純粋に商品を楽しむという面ではあまりよくないのかもしれませんね。

あと接客してて正直困るのがこのような質問。

「CMでやっているあの商品ないの?」

基本家に着くのが夜中の12時をすぎる生活している人間からすれば、テレビはほとんど見ません。だからCMといわれてもよく分かりません。。。正直なところ、ちゃんと商品名を覚えてきてほしいと思ってほしいことが多々ありました。

ちょっと愚痴になりますが、お客さん自身が、よくわからない商品を、店員が接客するというのは至難の技です。親しい関係や家族ならまだしも、ただの他人です。阿吽の呼吸でコミュニケーションをするのは正直難しいです。

ただこのような「質問」は日常茶飯事です。このような質問に答えるためには、やはり商品知識がないとできません。仕事で身についた商品知識が、自分の日常でも役に立っていることが一つ目のメリットであると考えることができます。



人見知りでなくなる。

自分が小さい時は、親から聞いた話ですけど、その辺にいる人に片っ端から声をかえていたらしく、まさに全く人見知りがない子どもだったそうですが、成長するたびにその面影はきえ、あまり知らない人と話すのは好きではありませんでした。だからといって極度の人見知りというわけでもありません。

ドラックストアで働くと、必ず「レジ」の時間があります。

お店にはいろいろな人が来店します。ドラックストアとはいえ、「薬」だけ売っているわけではなく、日用品や化粧品に加え、さらに食品でも「牛乳」や「卵」なども扱っている店もあり、扱う商品のレパートリーが増えれば増えるほど、いろんな人がきます。

自分が働いていた店は、「駅前」にある店舗ではなく、駅から離れた「郊外型」の店舗であり、来店されるお客さんのパターンが決まっています。

  • 平日の午前中は「高齢の方」か「子連れの方」
  • 平日の午後過ぎは「中年層の主婦」
  • 平日の夕方は「仕事帰りの男性」や「学生」

こんな感じでパターン化されており、また平日にくる人は、常連の人が多いのも特徴です。

一方で休日になると「ファミリー層」が大幅に増え、さらに常連の人とは別にあまり平日にはこないお客さんも地味にきます。なので、「ポイントカード」の勧誘などは、「休日」のほうが獲得しやすいという傾向もあります。

このように幅広い年代の方と、レジで接客することで、強制的に人見知りが解消されます。どちらかといえば、人見知りをしている余裕がないと考えることもできます。

常連のおきゃくさんの一部の人とは仲良くなることもあり、接客でより親近感がますこともあり、次第に知らない人で話すことに抵抗感がなくなります。

だからこそなのか、昔はお店の店員の人に話かけられるのも、話をするのも苦手でしたが、今や全く抵抗がありません。むしろ接客してくれている店員さんに、不快な気持ちをさせないようにしようという余裕もあります。

仕事の経験が、プライベートにも活きてくる、これが2つ目のメリットだと考えられます。



最後に

昔からの男性のイメージとしては、「家事ができない」とか、一人で買い物すらまもともにできない。挙げ句の果てに「無愛想」だとあまりいいイメージがありません。

自分自身がドラックストアで働いてみて、少なくともこの男性のイメージ像から抜けることができたのかなとは思います。

10年働いてこれだけ?と思うかもしれません。

ただ自分にとって、仕事を通して学ぶことができた大きなメリットだと考えることができます。

子育てをする上で少しでも嫁のさとみを助けてあげたい。

でも1から10まで聞いていたら、それこそさとみの負担になってしまう。それでは意味がない。

だからこそ、自分で判断できることは積極的に判断する。できそうでできないこと。

先日には子育ての3種の神器をまとめました。興味がある方は「家事ができない夫だって家電なら購入できる。子育て3種の神器を購入しよう。」をご覧ください。

新しい洗濯機を買ったけど、柔軟剤、洗剤は何がいいのか。洗濯機を掃除するにはどうすればいいのか。などなど、すべてに商品知識が必要になります。

3種の神器があったとしても、それに付随する知識がなければ意味を持たないのです。仕事をやめたことによって、改めて働いてきてよかったことを簡単にまとめてみました。

おわり。



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