こんにちは、会社員嫁さとみです。
唐突ですが、愚痴ります。
子育てって合理的じゃないこと多すぎない?
6月に娘が誕生し、現在新生児育児真っ只中ですが、
「子供のことはわからないことだらけ」
「経験もないのに、周りに教えてくれる人がいない」
「社会における女性進出が進んだのに、育児における母親の依存度が高すぎる」
という3点については常々ストレスに感じています。端的に言えば「合理的じゃない!!!」
私自身も含めて子育てする人はもっと楽(ハック)できるのではと常々思っています。
昔は母親が初産であっても、祖母や祖父と同居して子供を育てることで、知識や経験不足を補足してもらうことができました。しかし現在は核家族化が進んでおり、産後すぐ以外はサポートを得ることが難しい家庭も多いのではないでしょうか?また夫婦共働きがスタンダードになってきており、多くの家族は時間がありません。私も育休復帰に向けていろんな工夫をしなければと思うことがあり、最近「ベビーテック」という単語に注目しています!
ベビーテックってなに?
ベビーテック(Baby Tech)とは、baby(赤ちゃん)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。IT(情報技術)、IoTを用いて、妊娠、出産、子育てを助ける製品やWebサービスの総称。
アメリカで開催されているコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では2016年よりBabyTech Awardが開催されています。
BabyTech Awardでは5つの分野に分かれており、新製品が発表されています。
- Baby Eats(赤ちゃんの食事)
- Baby Learn & Play(赤ちゃんの発育)
- Baby Safety(赤ちゃんの安全)
- Healthy Baby(赤ちゃんの健康管理)
- Fertility & Pregnancy Help(妊活補助)
BabyTech注目の製品
今回の記事では、5つの分野ではそれぞれ注目の商品をダイジェストで紹介していきます。実際に商品かに至っているものや、手に入るものは今後試してみたいなと思っています!!
スマート哺乳瓶ホルダー「Baby Glgl」
哺乳瓶のカバーでセンサーが内蔵されています。センサーでは、授乳量、角度、温度などをトラッキングし連動するアプリにデータを飛ばすことがきます。
気になるポイント
・授乳量をいちいちアプリに記録しなくていいのは楽!自動連携システムが気になるところ。
・母乳育児の問題点として感じるのは、シンプルにどれくらい飲んだかよくわからないこと。また、子供はどんどん大きくなるので1週間前に適切だった量が来週には不足している量になっていることも。楽するためには「どれくらい飲んだか」(Do)→「子供のコンディションはどうか」(Check)を繰り返していくしかないため、その一助となるスマートデバイスですね。
公式サイト
商品化:未
クリップ型の言語学習支援デバイス「Starling」
赤ちゃんのシャツやおむつにつけるクリップ型の言語学習支援デバイス。赤ちゃんがその日両親などから話しかけられて受け取ったと思われる単語をカウントできるというものです。
気になるポイント
両親が赤ちゃんに話しかけることは子供の脳発達にも良いとされています。お腹の中にいる頃から話しかけることはしていますが、リアクションがないので何を話しかけていいかわからず、毎日毎日一定量を話しかけられてはいないかもと思いました。一度、定量的に見てみたい気がします。
IoTチャイルドシート「Cybex Sirona M」
取り付け型のIoTチャイルドシートで、緊急時に連携スマホアプリでお知らせをしてくれます。
例えば、車内の赤ちゃんが誤ってシートベルトを外してしまった際にお知らせをしてくれるというもの。また安全面を考慮して衝撃吸収材などが使用されているとのこと。
気になるポイント
現在車を使用していないのですが、今後購入予定のため気になるアイテム。シートベルト以外の挙動として何をアラート連携できるのかは気になるところ。コンパクトさなどの扱いやすさも気になります。
ウェアラブルBluetooth温度モニタ「TempTraq」
無料でダウンロードできるアプリを使用して、連続して最大48時間体温を測定し、モバイルデバイスに送信します。
気になるポイント
寝ている赤ちゃんや病気の赤ちゃんに体温計をはさむことなく正確な体温を知ることができるのはいいな!私の娘は体温計をとても嫌がるので。また産休明け、ベビーシッターをお願いするときも遠隔で体温(=健康状態)をリアルタイムにモニタリングできるのはメリットが大きそうです。
非接触型妊活トラッカー「EarlySense Percept」
非接触型トラッカーのため、ただ置くだけで排卵日などが予測できるデバイス。センサーはベッドのマットレスに設置し、呼吸や心拍数などを睡眠時に読み取ることができます。睡眠などのシグナルをアプリ上で収集・分析し、出生可能性などをデータとして確認できるとのこと。
気になるポイント
今日紹介したデバイスの中だと一番画期的!もともと排卵日などは基礎体温を測ったり、採尿したりしないとわからないものだったので、寝ているだけで教えてくれるなんてなんとズボラに優しいのだろう!!一番使ってみたいと思いました。
ベビーテック製品は今日ご紹介した以外にも続々と発表、製品化されています。
今後もウォッチしていきます。
今日はこの辺りで終わり〜!